
やりなおし前の春のデザインコンペの案のときは,正直いって90億の低予算ではロクなものができるわけないという思い込みがあり,あれでも値段のわりにはなかなかいいんじゃないかという気がしていた。いままでの頓挫を繰り返してきた経緯から,なんでもいいからとにかく実現させてくれという感じで,機会を逃すとまたまた挫折するのではないかという気もしていた。しかし今回の,ギリギリまで計画を先延ばしにしての再コンペは完全に吉と出た!どこからみても,ワクワクする野球を見にいきたくなるような球場だと思う。


↓↓アラップの190億円案よりぜんぜんいい。

自分は土木職として働いていたので土工事の値段は大体わかるが,建築の世界のことはよくわからないので球場の建物自体にどれほどのお金がかかるものなのかはよくわからなくて,他の球場がいくらいくらという話をきいて判断するぐらいのことしかできない。それから考えると90億の球場ではいかにも安いと思っていた。しかし今回の案はかなり低コスト化の工夫されているらしい。スコアボードは現球場のものを移設する。グラウンドレベルは少し掘り込んで,その土を盛ってスタンドの一部にする。外野席はほとんど盛土で,内野席も下のほうは土のようだ。たしかにそれだとスタンドをすべて上に構築するよりはだいぶ安上がりになりそうだし,2階席の入りもいまよりはよくなりそうな気がする。
球場外周にはゆっくり歩きながら観戦できる広い通路もある。これならカープ球団も文句を言ってはいけないだろう。去年引退した野村は残念ながら新球場でのプレーがかなわなかったが,今回の案をについて大賛成のコメントをしている。1991年に優勝したときの彼の活躍や,内野グラウンドでのビールかけのときの情景を思い出すと,なんともいえない気持ちになる。せめて前田の引退には間に合わせてあげないといけない。広島の人間として本当に楽しみだ!






































