2005年07月30日

音楽の再生環境について

以前も書いたが,音楽を大きな音で聴くということは非常に重要だ!そして大きい音でも,ヤンキーのカーステレオ(注)のようにただ大きいだけの音,ただ高音や低音がたくさん出ているだけの音ではダメで,できるだけいい音で聴かなければならない。CDラジカセやミニコンポではちときびしい。

小さい音/悪い音で音楽を聴いて,表面上の聴き取りやすい部分だけでその音楽を判断するのは,とてももったいないことだ。たとえば美しい女性がいたとして,その女性を画質の悪い小さい写真でちらっと見るだけでその女性の美しさを判断できるか否か?ぼくだったらできれば実物で(笑),それがだめならできるだけ鮮明で大きな写真で細かくチェックしたいと思う。現に,テレビで見るとイマイチの女子アナの,実物を見てすごく美人でびっくり,というのはよくある話だ。

ただ,非常に細かい部分まで完全にあらわにするのがいいか/悪いか?というのは好みの分かれるところで,先の女性の例でいえば,美しい女性の’しわ’も含めて美しいという意見もあれば(ぼくはこっち),完璧に化粧を施した人工美がよいという意見もあるだろう。音楽でいえば,再生装置ごとの設計思想によって,細かい部分まであらわにする装置もあれば,耳あたりよく適度にぼかす/誇張する装置もあって,それは聴く人の好みによる。しかしそれと’小さい不鮮明な写真’とは次元の違う話だ,ということがさっきからいいたいのだ。

そうはいっても,お金持ちでないと,大掛かりで高価なオーディオ装置というのもなかなか難しい。大きな音も住宅事情による。でもCDラジカセやミニコンポで,入念に作られた音楽の真のすばらしさが分かることはありえない(もちろんCDラジカセ用に作られた音楽も,世の中にはたくさん存在する)。さてそういう場合には,低音が空気を動かす感じは得られないしスケールは小さくなってしまうが,信頼できる性能を持ったヘッドホンで聴く,という手がある。

ぼくが以前から使っていて,これぞ決定版といえるヘッドホンはこちら。

img10401164604.jpeg

SONYのMDR-CD900STというヘッドホンだが,これはプロ用なので一般の店頭には並ばないし,梱包もいいかげん。しかし,耐久性,性能から考えるとこれでいいのかと思えるほどの安さ,細かいところまで完全に聴き取れる点(それがぼくの好みなので),こういうすごい製品はどの分野でも滅多とあるものではない。エコーがどちらからどちらに飛んでいる,とかe.t.c...その音楽ソフトにはいっている情報はすべて聴き取れる。一般の店頭にはもっと高価なヘッドホンもあるが,宣伝文句にはいろいろ書いてあっても,その値段ぶん音がいいわけではない。

ぼくが調べたかぎりでは,サウンドハウスが一番安い。もし音楽が好きでできるだけいい音で聴きたい人は,CDを買うのを7,8枚がまんしてこれを買った方がずっと幸せになれると思います。


(注)カーステレオでアンプに凝ったりでかいウーハーなどをつけていい気になっている人のうち,ぼくが聴いたかぎりほとんどはデタラメな音だ。耳がいい人/耳がいいショップならきちんと調整して質のいい音が出るかもしれない。ベースの音程が完璧に聴き取れない,あるいはバスドラの音が不鮮明であれば,それは’量’がでているだけの’質の悪い’低音だ。


posted by at 10:38| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽を聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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