2007年07月24日

トライアスロン用筋肉の話9

うっかりしているうちに2ヶ月もあいて,なにがなんだか忘れてしまったが,前回書いた重要な注意点とは,「それなりに速くやること」すなわち→ペダルの回転数から考えると,両足でスクワットをすることにしたわけだから40〜45回/毎分になる.スクワットのほうが実際のペダリングより移動距離がやや短いぶんを補うとして,45〜50回/毎分でスクワットできれば理想的だと思う.これで50回やると1セット終わるのに1分ぐらいかかることになり,ごまかしの利く40秒以上であるから非常にいいトレーニングになる!ていうか,40秒過ぎからメチャクチャきついがなんとかやる.

さてこのようにして2〜3ヶ月努力して筋肉を獲得したとするが,ここでもう一度整理して前提の部分に戻ってみると,

・バイクは筋力が強いかどうかで決まる(死点を越えられるかどうか)
・筋力といっても持久的な長く保つ筋肉でないといけない
・同じ性質の(持久力の)筋肉であれば,量が多いほど筋力は高いといっていい
・持久力,遅筋重視の練習ばかりしていても,日本人の体質からすると筋肉量の増加が遅い
・そこである程度無理やりにでも筋トレによって筋肉をつけて,それを使える筋肉に変換していくというアプローチをする→これについては以前書いた
・筋肉をつける段階で,どういうアプローチがより実戦的か?通常の負荷(10回3セット等)でやるか,低負荷高回数(50回とか100回とかで限界となる負荷)でやるか

今回挙げた例はぼく自身の体の大きさ,目標とする有酸素出力,等から逆算したものであり,個人個人の体の大きさによって要求される出力は違い,ようするに必要な筋力は違うので,筋トレの負荷はそれぞれ加減してやればいいと思います.

このテーマに関しては,まだなんとなく書かなければいけないことがあるような気がするので続きます.


posted by at 13:51| Comment(8) | TrackBack(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
筋力ですね!!!!
ういっす!!
Posted by AKI at 2007年07月24日 20:21
丸写しはダメよ。ちゃんと理解してから!
Posted by 前田ギン at 2007年07月24日 20:45
毎度勉強になります。ついつい丸写ししそうになりますがしっかり理解して、今年のオフから取り組み直します。
時間はカウントしていませんでしたが、20〜25回限界のウエイトで行っていました。
Posted by 前田SEI at 2007年07月24日 23:13
まいどです!参考になれば幸です。さっきのコメントは,弟子向けでした(笑)
Posted by 前田ギン at 2007年07月24日 23:22
いつも疑問に思うんですが。公称55kgの小原選手のバイクが弱くないのは、最大出力は低くても数時間レベルの出力はそれなりに有る特異体質なのか、心肺機能等が全く制限に成らないほど高いので、筋力の限界に近い部分を維持できるのか。。。どう言った部分が主たる要因と思いますか?
Posted by みつやす at 2007年07月25日 08:39
まいどです!小原さんに関しては,まったく不思議はないと思います.

ためしにやってみますと(仮に162cmとします)以前の記事http://hawaiikona.seesaa.net/article/29991369.htmlのように計算して,骨,内臓で25キロちょっとという体格になると思います.ちなみに小原さんはぼくとちがって顔も小さく足首もキュッと締まっていて,もう少し軽い(サラブレッド的な)体のフレームだと思いますけど.そうすると体重55キロで体脂肪率が約10%としても,筋肉量は25キロは確実にあると思います.実際はもう少し体重もあるはずで,先の軽量フレームの効果でもう少し筋肉量があるはずです.

バイクの必要出力を考えるとhttp://hawaiikona.seesaa.net/article/19523328.html,平地で時速40キロを維持するのに必要な出力が彼の場合ぼくより10%強少なくて済み,山登りだと20%弱少なくて済みます.皆生で考えるとして,平均で15%少なくて済むとしましょう.

つぎに,練習量の違いがあります.こんど気がむいたら記事で投下しますが,ぼくの考えたところ,週10時間平均程度の練習量,週16時間平均の練習量,週25時間平均の練習量がとりこぼしなく行なわれた場合,その人のポテンシャルに対する達成度がそれぞれ90%,95%,100%程度になると考えています.ぼくの練習量は平均10時間程度なので,ここでは8%程度の違いが生じると考えます.

ほかにも要素はあると思いますが,上の二つだけでも24%の違いがあるとすると,ぼくが31キロの筋肉量をもっている状態かほぼ間違いなくそれ以上と考えられます.バイクに関して,彼がロングの選手としてピークだった時期,その筋肉量に対して妥当な実力だったと思います.当然筋肉の量に見合った心肺機能をお持ちのはずなんで,測定してみるとおそらく体重割ではぼくより高く,絶対値ではぼくより低い値となるはずです.

ランスをつれてきてもノーマンスタドラーをつれてきてもいいんですが,ぼくが自分の将来の到達点を見積もるためにこれまでいろいろ考えてみてひとつ思うことは,どんなトップアスリートでもその体で不思議な部分はないということです.同じ1グラムの筋肉に対して,一般人より2割も3割も出力が高い,などという結果には絶対になりません.
Posted by 鬼 at 2007年07月25日 09:40
小原さん、小柄だけどスタイルは良いですね(^^)。私は体重がほぼ一緒ですがスタイルで10%くらい差が付いて、体組成でさらに10%差が付き、到達度でさらに10%落ちとすれば、トータル0.9x0.9x0.9=0.729倍位の筋力が得られるのかもしれません。

速度が筋力の1/2.5乗くらいに比例するとすれば、小原さんの速度の88%位は出る計算になります。今年の皆生で彼は124分なので、88%の速度だと141分です。丁度計算が合ってしまいました(笑)ので再計算。

0.95x0.95x0.9=0.812倍の筋力→92%の速度→今年の皆生で135分辺りがターゲット。と言う感じなんですかね?これだと女子総合3位でバイクが比較的強かった選手のタイムにほぼ均しくて、実現可能な目標に見えてきます。
Posted by みつやす at 2007年07月25日 10:39
スタイルと体組成で5%,達成度は7〜8%,加齢が40→50歳で4%,ぐらいじゃないですかね?心臓はまだ余裕ありそうだし,そのぶん筋力ももっとつけて,空力を水準以上に考えたらもう少しいけるんじゃないでしょうか.それに今年の皆生は平地率が高いはずですからね.あとはスキルがどの程度まで向上できているかですね.
Posted by 鬼 at 2007年07月25日 10:54
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。