
さっそくヘンタイ配線の具合をたしかめてみたところ、トーン1はフロントのトーン、トーン2はミドルのトーン、とここまではふつう通り。プッシュプルポットについては、トーン1を引っ張るとハーフトーンのポジションでそれぞれフェイズアウトになり、トーン2を引っ張るとフロントとリアのポジションでシリーズハムバッカーになるようだ。
すなわち、
・トーン1プッシュ、トーン2プッシュでは
フロント、フロントとミドルのパラレル、ミドル、ミドルとリアのパラレル、リア
・トーン1プル、トーン2プッシュでは
フロント、フロントとミドルのパラレルフェイズアウト、ミドル、ミドルとリアのパラレルフェイズアウト、リア
・トーン1プッシュ、トーン2プルでは
フロントとミドルのシリーズ、ミドル、ミドル、ミドル、ミドルとリアのシリーズ
・トーン1プル、トーン2プルでは
フロントとミドルのシリーズフェイズアウト、ミドル、ミドル、ミドル、ミドルとリアのシリーズフェイズアウト
当時なにを思ってこんな配線にしたのかわからないが、ストラトはストラトの音がすればいいのだから、今にしてみるとあまり意味がないような気がする。
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