2007年04月02日

トライアスロン用筋肉の話5

前回のエントリーでは,ある方向に話を誘導する意図で前フリをしたわけだが,ちょうどタイムリーにその方向に多少近いコメントがついたので,その方向へいく。

そもそも筋トレをする場合には,それがスポーツとまったく同じ動きであるということは難しいが,最終的にはスポーツの動作,実際の動きに結びつかないといけない。そういう実際の動きに近いイメージを持ちやすい,ドリル的な要素のある筋トレが望ましいと思われる。このへんに関係する「ポジション」や「動き」に関しては以前たくさん書いた。また,動きだけでなく筋出力の形態もスポーツの種類によって異なり,持久的スポーツであるトライアスロン(の,ここではバイクの話)の場合は筋トレと実際動作と両者のギャップが大きいことから,筋トレ→○○→××→高い出力をレースの時間キープ,という「あいだを埋めていく」というイメージが必要だと考える。

トップ選手のメニューを参考にすると,ランスアームストロングのオフトレ初期,ベース作りの段階で筋トレを行っているピリオドでは,はじめのうちはまったく筋トレのみだが,徐々にスプリントを入れはじめる。これは筋トレするジムへのバイク移動のなかで行っていて,神経に対する効果を高めているようだ。スプリントも内容が変わっていくが省略。これを数ヶ月過ごし,つぎにペース走的なメニューが多くなるピリオドの初期では,筋トレはカットされヒルクライム+MT(*)という負荷形態になる。(*ここで,MTとはランスのコーチのカーマイケル氏曰くMuscle Tension Intervalだそうだが,同じ目的や方法のトレーニングは世界中で行われており,イタリアでいうSFR,ぼくのいうゴリゴリ,などにあたるだろう。すなわち,5分とか10分(とか15分),40〜50rpm程度でギリギリとなる大きなギアでゴリゴリこぐわけだが,このときにペダリングや動き,筋肉の出力方向,脱力,などをとくに意識する必要がある。60rpmぐらいになってしまうと効果がないようだ。なおこれは筋肉の限界のほうで制限がかかっているため,心拍数はペース走程度以上には上がらない。)ここではもちろん高回転のスキル,高回転での動作の経済性も重要だが,それは当然身についているものとしている。

このあと本格的に高い出力(回転数*高負荷)をキープするトレーニングになっていく。

すなわち:
筋トレ+スプリント

10分程度高い筋出力を発揮し続ける

高い出力を発揮



余談ながら,ランは筋力発揮パターンが違うのでそのへんは次回に。


posted by at 18:20| Comment(2) | TrackBack(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつもありがとうございます。

ミクにステップ1-2-3と書いたのですが、ちょうどその感覚と同じような感じでかかれているので、自信を持って取り組みます。

明日の朝練はもろSFR、ゴリゴリです。メイン45分くらいの間に、3段階くらいで通常の90-100回転になるようにもっていく予定です。
Posted by 松村 at 2007年04月02日 21:48
まいどです。朝からゴリゴリですか,オツカレです…
Posted by 前田ギン at 2007年04月02日 21:54
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