2005年05月11日

長時間練習の重要性について2

前回の記事

7,8年ほど前にちらっと読んだ記憶で,どこの出版社だったか’ATについての話’とかいう本があった。そこに書いてあったのを憶えていて非常に重要に思い,いつも気にしている心臓についてのイメージの持ち方がある。どういうことかというと,

1.比較的低い心拍数で安定した長い時間のトレーニングを積むことで,心臓壁(心筋)は薄いままで心臓が大きくなる方向で心拍出量を増やす適応をする
2.高い心拍数でのトレーニングは,心臓の大きさはそのままに心臓壁(心筋)を厚くする方向で心拍出量を増やす適応が進む

それらから,

3.まず低い心拍数でのトレーニングを積んで充分大きな心臓にしておいてから,高い心拍数のトレーニングで心臓壁を強化する順序が正しい
4.先に心臓壁が厚くなると心臓が大きくならない
5.ベース期にはあまり心拍数を上げないほうが,効率よく発達させられる
6.年中心拍を上げて追い込んでいては効率が悪い
7.逆にいつまでも低心拍のトレーニングだけでは,心臓壁が薄いままなので心拍数を上げることができない

等のイメージが浮かぶ。ただし,あくまでこれはイメージであり,実際には低心拍でトレーニングし続けても永久に心臓を大きくし続けられるわけではないし,いつも追い込んでいるからといって有酸素能力がまったく育たないわけではない。

長期的に考えると,一番大きなサイクル(1年に1回ないし2回のサイクル)の中で繰り返していく,’ベース期(心臓を大きくするイメージ)−負荷を上げる期(心臓壁を強化するイメージ)−レース期ー休み期’,この一連のサイクルを年々繰り返して積み上げていくことによって,アスリートとしての器を大きくしていくのである。

まだつづく


posted by at 19:22| 広島 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ふ〜ん、そうなんだぁ〜!?(llll ̄~ ̄;lll)う〜ん・・・
ムネオは、アスリートとしても人間としてもアト一回りも二回りも大きくなりたいですぅー(笑)
Posted by ムネオ at 2005年05月12日 08:27
なるほど、なるほど。とても分かりやすかったです。勉強になりました。心臓さんはやった練習には正直に反応するんですね。このイメージをもって練習しようと思います。
Posted by satorurunner at 2005年05月12日 12:30
後半のイメージはぼくの勝手なイメージですけど,前半の二つは本の受け売りです。どういう本だったか,ネットで調べてもよくわからないんですけどね〜。
Posted by ギン前田 at 2005年05月12日 12:44
分かりやすくて、かなり良い話だったよ。
自分なりにいつも考えているところがすごいね。
しかも説得力がある。

俺も早速参考にしてみようっと。
なかなか計画して練習できないけどね。

Posted by hideki2525 at 2005年05月13日 00:29
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