2004年12月10日

マラソンのペース設定について2

前回の記事に対する松村氏のコメントに,素人ランナーの場合は先に足がダメになる話が書いてあったが,それはズバリ正解である!しかしここではその段階はクリアしているものとする(笑)現実的には,ヒルトレーニングや練習の工夫によって筋持久力を高めておくこと,正しいフォームで走り小さい疲労しやすい筋肉を使わないこと等で回避できると思うが,その話題はまた後日のネタにします。今回のテーマはエンジン&ガソリンタンクの話です。

ここで,マラソンを走る場合の最適な強度(負荷)はどの程度であろうか?よく,30キロの壁はグリコーゲンが枯渇するためで,それ以降は根性で走るからマラソンは過酷で云々…(笑)などとわけの分からないことをいう。たしかに体内グリコーゲン貯蔵量と消費カロリーから考えると30キロぐらいでカラになる計算だ。しかしこれは違う。なぜなら,糖質使用率100%の高強度で42キロ走りきれる人類などいないからである(笑)もしこのような超人類が存在したら,ぼくの計算ではおそらくマラソンの世界記録は1時間56〜57分ほどになるだろうと思う。

で,書くのがめんどくさいので詳しい計算は省くが,いろいろな選手のいろいろな距離のレースにおけるタイムから判断してみたところ,マラソンのレース強度(負荷)は,レース全体を平均した場合OBLAー7%程度のようだ。すなわちLT〜OBLAの間でどちらかといえばLT寄りだと思われる。陸上の人たちが経験的に割り出したところによる,10キロのレース強度(負荷)*1.1ともばっちり合う。この強度であれば多少の割合で脂肪燃焼も関与しており,うまくカーボローディングできていて給水でもカロリーを摂取していれば,ガス欠にはならずに済む。

まだ続く…

LT,OBLA等の説明は以前の記事で何度か書いたはずですが,たとえばこちらこちらで。


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