前回もクラプトンとエアロのアルバムが同時期に出たが,今回も。で、まずクラプトンから。彼のルーツであるロバートジョンソンのカバーアルバム。
そ,そんなコテコテなんで大丈夫か?と一瞬思ったが、聞く前にジャケットを見るとスティーブガッドやネイサンイースト、ビリープレストンなどの名前があるので,結局バンドスタイルか〜て感じ。さて聞くと、ギターの音色はわりと生々しい感じになっているが、やっぱクラプトンのブルースは正確できれいすぎる。もっと微妙なピッチの狂いやリズムの狂いがないと良くない。
ぼくがロバートジョンソンの曲で結構好きな They're Red Hot も、クラプトンの歌い方にかかってはなんか滑稽ですらある。本人はまじめなのだろうが…ちなみに、Red Hot は,歌詞カード等ではよく、赤く熟したトマト!?等の訳となっているが,ブルースマン、ましてや女大好きで寝取った女の男に毒殺された疑惑のあるロバートジョンソンが、そんな内容を歌うわけない。もちろんこれはコテコテに、赤く熟した○○○○のことである(笑)。
しかし、このようなアルバムコンセプトはいいと思う、ミーハーでクラプトンを聞きはじめた人にも、きちんとした音楽の体系を教育することができる。ブルース抜きに現代の音楽はありえないわけだし。このアルバムのような聞きやすいブルースから入って、何人かはコテコテのブルースに目覚めるかも知れない。



