2003年12月10日

メリハリをつけて、やり過ぎない練習のススメ

前回の続きの話で〜す。この‘いいたいこと’でさんざん主張していますが,体自体のポテンシャルは,休まずにやればやるほど向上する…なんてことは絶対ない,うまくサイクルを意識して,大きな波をつけた練習が必要だ!!

アームストロングが,翌年のツールに絶対勝ちたいわけです。その彼が,ツールが終わって直後から練習しているだろうか?彼の性格なら,一切練習への妥協はしないはず。その彼が,なぜ11月頭まで練習せずにいるのだろうか?そのほうがより強くなるからである。ここで、彼の練習やレースの強度が高いから長く休むのだという意見はたしかにある。しかしわれわれは練習,レースでは負担が少ないかもしれないが,そのぶん仕事等で精神的(肉体的)ストレスを受けており,また睡眠時間を削って練習している場合も多い。ぼくだってできれば毎日8時間以上寝たい!→決して体の負担が少ないわけではない。

また,彼はもう完成しきっているアスリートだから…というのもおかしい。去年はいろいろアクシデントがあったので判断できないが、1999年以降2002年までは確実に、年々強くなっていた。一度冷静になって,数年前の自分と今の自分が,どこがどれだけ進歩したか,考えてみるのは良いことだと思う。’自称伸び盛り’の人でも、うまくメリハリをつけることができない人は、案外伸びていなかったり…。

レース前の調整練習にしてもそうだ。‘お・れ・は・直前まで練習しまくっていたほうがいいんだ’とか、’これだけ練習しているんだから今度のレースではこのぐらいでいってみせる’などというのは威勢が良いが,いざレースでは疲れが取れておらず力を出しきれなかったりしてない?

あと,これはけっこう軽視されているが、1年にピークは何度も作れない。またまた例に出すと,アームストロング君はツールも,世界選手権も,すべて狙っているだろうか?‘おれは年4回大事なレースがあってすべてそれなりにこなす!’などとという人がいたら,その人は,ピーキングとは何かを知らない人だ。アームストロング君だって、いろいろ狙っていたらツールであんなに速く走れない、世界選手権は捨てて、その時期は休んでいるのだ。


posted by at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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