あと、バイクとランでは最大心拍数は違うのが普通。これは、バイクの場合、普通の人はランに比べて動員することのできる筋肉量が少ないからであり、バイクの最大心拍数がランのそれに近いほどバイク筋肉の開発は進んでいるといえる。当然サイクリストなら、バイクの心拍の方が高い場合もあり得る。で、ぼくはラン188、バイク183。前はバイクで178くらいだったのが、上がるようになった。
ここで運動強度の表し方を説明しておくと、例えば70%強度とは、(最大心拍数ー最低心拍数)*0.7+最低心拍数となるから、ぼくのランの70%は(188ー38)*0.7+38=143。以下同じ。下のグラフはインチキ乳酸カーブ(イメージ図)。上の閾値というところが、いわゆるOBLA、無酸素運動の境界、最高安定状態あるいは心拍ATなどといわれているところ。本当はATと言う言葉はおかしいのだが、便宜上こちらをATとさせていただく。下の閾値と書いてある方が、LT、VT、おしゃべりの限界、最大エアロビック心拍等と表現されるところで、LTとさせていただく。さて、初心者でなくある程度開発されたアスリートなら、ATはほぼ90%ぐらいにくる。長くなるのでまた今度。
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