2007年01月26日

PWC75%その4(加齢による最大心拍数の変化)

前回記事

教科書ではMaxHRは年1bpmづつ低下するということになっているが,実際にはどうだろうか?ぼくの場合にはこの10年でほとんど低下していない。正確にいうと,トレーニングを始めた1996年(一般人だったころ)のMaxHRは年齢相応に(220ー24)196〜197であったが,1年ほど継続的にトレーニングしてほぼアスリートの身体になった1997年には188になり,それ以降変わっていない。OBLA−HRも変わっていないこともあって,レースペースの基準HRは変えていない。もちろん今後についてはどうだかわからないので,注意して観察していようとは思っているが。

さてそうなると,「評価値」を算出するための推定75%HRを年々低くしていくことについての是非はどうなのだろうか?前回記事 で示した2002年と2003年の見かけ上の「評価値」は,一番いい値をみると327w→339wであるが,上記のようなことを考慮して補正して,2003年の「評価値」を339*(143.25/142.5)≒341wとして比較したほうがいいのではないかと思われる。もう少し考えると,そもそも75%HRmaxに強い根拠があるわけではないので,むしろ「ロングレースにおけるレースペースHR」で比較するなどしたほうが合理的だ。

ぼくの場合ロングレースでは150bpm付近でバイクに乗るようにしているので,150bpmが75%HRmaxになるように年齢設定すれば150bpmを基準とした「評価値」がでる。すなわちこの場合,29歳だろうが30歳だろうが34歳だろうが,年齢20歳と入力すればいいのだ((220−20)*0.75=150)。

という感じで,4〜5年前の自分にとっては,コンビのエアロバイクはなかなか有用であった。ただ残念なことに,さいきんでは当時よりも能力が向上しているため,心拍数の推移が低すぎてうまく回帰できないらしく,エラーが出て測定できないことがほとんどである。

さてここでは体重を考慮していないのであるが,何度か書いたようにバイクの能力は「出力の体重割り」ではなく「出力の絶対値」で評価すべきなので,考慮する必要はない。

以上,参考になればと思います。簡単に実施できるのでちょっと古めのコンビのエアロバイクが使える人はゼヒ一度お試しください。


posted by at 00:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 機材,身体等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。コンビのプログラム私達がしました。
データに何とピッコロも入っています(新婚当時)
エラーが出るはずです

そろそろ新しい基準が必要ですね。前田君是非お願いします
Posted by こまいぬ at 2007年01月25日 23:27
ほんまですか?なんかすごい奇遇ですね。ポラール社あたりはものすごくたくさんデータを持っていると思うのですが,基準となるとおおまかに180−年齢とか(笑)にならざるを得ないんでしょうね。筑波なんかでもバイクのVO2はかるのに60rpmだと心臓より脚が先に売り切れる等の問題があるんですが,一般人に90rpmは無理なので60rpmでやらざるを得ないとか,なかなか万人向けというのは難しそうです。
Posted by 前田ギン at 2007年01月25日 23:49
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