垂直跳びは瞬発力を示す指標になるが、これがなかなかおもしろく、なんにも運動をやっていない人でも持って生まれた能力程度に60センチぐらい飛べたりするのだが、長距離のトレーニングをしていると身体が仕上がってくるにつれて跳べなくなり、40センチ程度とかになってしまう。その状態からトレーニングをやめて明らかに持久力が下がってくると、フィットネスレベルは下がっているのに、その逆にまた高く跳べるようになる。
で、長距離の能力を向上させる目的の一環として筋トレをしている自分の場合、これと同じようなことが起こっていたら筋トレの意味がない。すなわち、垂直跳びが向上するような方向へのトレーニングになっては逆効果。もちろん自転車ロード選手のスプリンターなどの場合はそれなりに瞬発力を温存しておく必要があるし、長距離競技にもいろいろあるので誰にでも当てはまるものではないが、自分の目指すトライアスロン選手のかたちとしてはスプリント能力は不要なので、上記のようなことになる。
ということで、夏の間はせっせと公園で筋トレ、9月からはルネで筋トレして、徐々に筋力は上がってきている。ただ、上記のようなことになっていたらまずいので、そこらへんは注意しながら。今期の目標はスクワットで100キロ30回まで向上すること。持久力維持のほうは時間ないのでいつも30分以内の練習で適当にごまかしているが、たまには真面目にやらないとまずい。
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