2012年10月22日

ランス

なんかいろんなところから急に梯子を外されてしまったですね。残念ながら、こうなってはアイアンマンハワイでランスを見ることはもはや無理だろう。いまのところ物証はひとつもないので本人が証言しないかぎり100%の真相はわからないが、ランス好きの自分でさえ、なにかやっていたんだろうと思わざるを得ない。

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精神面や戦い方はカッコよかったし、ハワイで走るランスを見られないことは非常に残念だけど、正直それ以上の感慨はあまりない。あのクラスの選手になると、ぶっちゃけやっていてもいなくてもどうでもええじゃん、みたいなところがある。プロスポーツの世界では勝つか負けるか。同じ能力を持っていて、同じ環境に置かれれば世の中の多くの人が同じことをやるだろうから、鬼の首をとったように非難する気分にはならない。同じようにドーピングしていた連中に対しても圧倒的な差をつけていたわけだし、あれだけの活躍ができたのはやはりすごい選手だったということだろう。完全無欠のヒーローというのはありえなくて、完全無欠に近いだれかにちょこっと細工して、ということ。

それよりもびっくりしたのは、つい先日ケビンモーツさんがひっかかって1年間出場停止という話。たしかに昔から速い人だけど、エイジグループの55−59ですよ。名誉だけのためでもやる人はやるわけだ。このあいだ急死した若い水泳選手なんかもアレだろうし。まあオリンピッククラスの人はランスと同じ状況だから、トップまであと一歩となるとやりますかね。身の回りの一般選手にも、実年齢のわりに寄ってみるとえらく汚かったり成績にやたらムラがあったり、怪しげなやつがいるような気がする(笑)自分が知らんだけで意外と蔓延してたりするのかも。

ということで、ランスがハワイで走ることをメチャクチャ期待して応援していたが、自分の場合は究極的には自分にどうフィードバックさせるかということしか考えていない。練習の組み立てなどは相変わらず参考にできるわけで、理屈もわからずにただむちゃくちゃ練習をしてもダメだが、あの超人的な練習内容がしっかり身になればあれだけ速くなるわけだ。そうなると、どの部分にクスリの恩恵があったのかということを考えて、回復が速かったからこうできた、心肺機能が上がったからこうできた、そうでない自分はどのように組み立てるか。

世界のトップクラスがみなクリーンだったらどうか?練習において、あの驚異的な積み上げはできないし、発揮出力だってだいぶ低いだろう。そうなると、自分と世界のトップとの能力差は少し縮まることになる。これは相当うれしい!体格差はしかたないとして、単位筋量あたりの出力でもありえんほどの能力差があったものが、もしかするとありえるかな?ぐらいの差まで近づくかも。自分はもうオッサンだし多忙なので、自分に生まれつき与えられた能力をフルに発揮するところまで積み上げることはもうできないと思うけど、それでも多少モチベーションが上がりますね。


posted by at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 機材,身体等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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