2006年08月02日

陸奥爆沈

吉村昭

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7月31日に,作家の吉村昭氏が亡くなられた。彼の小説は,戦時中やせいぜい江戸時代までの,丁寧な取材による史実に基づいたものが多い。余計な描写はなく抑えて淡々と描写してあり,そのなかに筆者の思いが浮かび上がってくるような文章である。彼の本をぼくはけっこうたくさん読んでいて,以前高熱隧道を取り上げた。

さてこの戦艦陸奥の話だが,戦時中の昭和18年,周防大島沖の柱島付近に停泊中に突如として爆沈して,その事件を題材にしてある。爆沈27年後にひきあげられ,遺骨や遺品が回収された。周防大島には事件の起こったあたりの岸に陸奥記念館があり,遺品などが展示してある。このあたりにはよくロングライドで行っていた。

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戦艦陸奥といえば戦艦長門と同型で大和・武蔵・信濃級よりひと世代前では最大の戦艦であり,脳天気な余談ではあるが,ぼくが小さいころプラモデルといえば戦艦シリーズが大流行で,陸奥か長門を組み立てたことがある。大和や武蔵のバランスのよい美しさと違って,艦橋が少し前寄りについていたりしてアンバランスなところが妙にカッコよかった記憶がある。



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