
このホイール、たしかにその重さもなかなか効くのですが、スポーク本数による負荷がミソなのです。ヒルクライムにおいては、たしかにその+何00グラム分の負荷は増えますが、スピードが低いのでその程度のことです。しかし、このホイールの真価は、平地でスピードを上げたときにこそ発揮されます。36本のスポークが高速で回ると、この一本一本がものすごい負荷を作り出してくれるのです。台風の時の電線のびゅーびゅー音、あれです。一漕ぎ一漕ぎがかなり粘って、なかなかエロいことになります。レース用のバトンホイールやディープリムとくらべると、感覚的にはギア1枚どころの差ではないです。いまどきだと、36本組で何W損するか、だれかが書いてくれているかもです。
まあそれだけのことなのですが、今日の練習でかなり身にしみたので書いてみました。練習用に36Hのリムで前後セット、かなりオススメです。