オフに入り,しっかり疲れを取るために福島まで温泉に入りに行ってきた。佐渡に行く途中に磐越道を通ったとき,丹羽父さんに磐梯山や安達太良山のことを教えてもらい,川の中で温泉に浸かれるところがあると聞き,これを第一目的としていたのだ。この場所は,沼尻温泉上流の白糸の滝付近ということだったので,その周辺だけちょっと調べて,バス停のある中ノ沢温泉というところに宿をとった。

中ノ沢温泉は,知名度がないのか,やや寂れた感じで価格帯も低い。肝心の湯は,源泉(すなわちこれが翌日入りに行く予定のところ)から延々とパイプで湯を引いてきており,加水や循環はもちろんなくかけ流しである。少し白濁していて硫黄臭がある。源泉の温度が高いため,風呂の地点でもまだ少し熱いぐらい。風呂に入っていると,横のほうで元気なじいさんが「安政の孫が云々」などととなりのおじさんに話しかけていた。昭和二十何年にばあさんが九十何歳で死に,それが家系で一番の長生きだったが,来年には自分がそのばあさんの歳を上回るのだそうだ。すなわちこのじいさんはとっくに九十を過ぎているのであった。顔を見てもしっかりしているし,胸板も厚くまったく元気で年齢不詳だ。周りを見るとそんな年恰好のじいさんが何人もいるし,ずっと聞いていると,その話に相槌を打っていたおじさんも七十四歳らしい。この人なども髪は真っ黒で皮膚のつやがいい。ぼくの意見では,団塊の世代は見るからに身体が弱そうで,あの世代はきっと長生きしないだろうと思っているのだが,それ以前の昭和一桁や大正生まれなどは本当に身体が強いと思う。いずれにしても,三十台の自分がレース続きなんかでバテている場合ではなく,非常に勇気付けられた。安い宿のわりには料理は悪くなく,山菜がたくさん使われていたり,そばの実に味をつけて冷やしたものや,細いタケノコの柔らかいやつなど,なかなかよかった。
さて翌日は,いよいよ目的の川の湯を目指して勇んで出発した。中ノ沢温泉から沼尻温泉まで徒歩30分,ここまではよかったのだが日差しがきつい。沼尻温泉からはスキー場の砂利道をひたすら上る。汗をダラダラかいて,またこの汗だらけのシャツを着て急坂を歩いて帰るかと思うとブルーになりはじめた。白糸の滝の横から大きく迂回してやっとの思いで源泉の真上100mぐらい高い尾根にたどりついたが,ここまで1時間半強かかり,帰りのバスの時間を考えると,下って湯に浸かってまた上って,それから今きた道を帰るのは不可能だという結論に達した。泣く泣く引き返して,かなりブルーだったし,汗をダラダラかいて脚がかなり疲れて,なんのために温泉にきたのか意味がわからない。
↓↓まぼろしの源泉

↓↓白糸の滝

ということでリサーチ不足時間不足で敢えなく敗れ去ったが,次回はさらに安く行って帰れるうまい方法を考えたので,近々中に涼しくなったらリベンジの予定である。
ところでさいきんニュースを見ていると,いつのまにやらライブドア事件が粉飾決算事件?とかいうことになっているが,粉飾事件なんかでお茶を濁して「ハイ終了!」でいいのか??検察も弱腰でいいかげんだな〜。あと,事件直後にはあれだけ大勢いたはずの「ホリエモンがんばれ応援者」はどこへいったのだろうか(笑)
posted by ギン前田 at 16:08| 茨城

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