日本人は,あるある大辞典やみのもんたの影響,はたまた平均寿命が長いなどのことから,わりと栄養に関する知識は豊富なほうの部類の国民だと思っている人が多いのではないか?はたしてそうだろうか?今日のNIKKEI NET 06.06.14の記事に,以下のようなものがあった,少し長いが引用してみると:
悪玉揚げ油やめよと訴訟、KFCに米消費者団体
ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)などを展開する米外食大手ヤム・ブランズに対し、揚げ油に心臓病などのリスクを高めるとされる「悪玉脂肪」を使うのをやめるよう求める訴訟を、米消費者団体が13日、ワシントン高裁に起こした。
問題の脂肪は、加工植物油などに含まれる「トランス脂肪酸」と呼ばれる成分で、多く摂取するとコレステロール値を上げ、動脈硬化を進める恐れがあると指摘される。
同団体は健康に良い揚げ油に切り替えるか、認められない場合は消費者に健康上のリスクを知らせるべきだと主張している。ロイター通信によると、KFC側は「食品として安全であり、必要な情報も提供している」などと反論している。
米国では近年、トランス脂肪酸の健康への影響に関心が高まっており、ハンバーガーチェーン3位のウェンディーズ・インターナショナルが先週、トランス脂肪酸の大幅削減を発表したばかり。(ワシントン=共同)さてこれを読んでピンときた方ははたしてどれほどいるのでしょうか??ここで問題なのは,トランス脂肪酸というやつだが,化学の時間にトランス型シス型というのを聞いたような気がするのではないか?↓↓

脂肪酸においては水素分子がどのように結合しているかによってトランス,シスの違いになるが,トランス脂肪酸は人工的に水素を結合させて作った脂肪であり,シス脂肪酸ならとりあえず問題ないわけだ。それではケンタッキーのチキンをを食べなければいいのでしょうか??それともアメリカのファーストフードが日本と違って危険な油を使っているのでしょか?あるいは植物性とか動物性とかの問題のほうが大事なのか?
じつは,健康に気を配っているつもりのみなさんのよく使っているかもしれない
「健康エコナ」これは人工的な油であり,トランス脂肪酸の濃度が高く,それだけでなくほかにも
いろいろな問題があるわけなのだ。しかもトランス脂肪酸にかんする表示を義務付けられているアメリカ向けの「エコナ」は,日本向けとは内容が違っておりトランスフリーだそうです。また,植物性であろうが何であろうがマーガリンはトランス脂肪酸であり,動物性脂肪のバターは大丈夫なので,ぼくはだんぜんバターをつかう主義。
食用の油脂にかんしては他にもオメガ3,6,9などの話もあり,それらにしてもトランス脂肪酸にしてもアメリカでは10年も前からとっくに話題になっている。ただアメリカでは,狂牛肉の問題とも同じく,貧富や階層によって認識の差があるわけで,貧しい人たちはとんでもないものを食っているし,裕福で健康に気を配っている人はオーガニックの食品を食べて非常に気をつけているわけである。ぼくは非裕福だが,ここ10年ぐらい家でつかう油は基本的に
オリーブオイルとゴマ油だけと決めているので,不健康エコナを使っている人よりちょっとはリスクが少ないかもしれない。
ほかにも,
以前チラッと書いたが,日本の食品メーカーは,表示義務項目でないものは必要であってもほとんど入れない(それは消費者が無知なためではあるが),などなど。これらの疑問にかんして,身近な栄養士あるいは管理栄養士に質問してみたら,はたして満足な回答はもらえるのだろうか?ぼくは自分の健康にかんしては自分で考えてしらべて自分で守る主義。
posted by ギン前田 at 21:35| 茨城

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